食品包装は装いの美しさばかりでなく常に、人への思いやりを尺度に改良されてゆく。もちろん口に入るものだから、まず衛生が第一条件。その上便利で経済的でなければいけない。様々な購買層に対応するための豊富なサイズ設定や、食品管理を容易にした賞味期限表示などは、すでに当たり前の感覚になってしまった。
さらに、より鮮度の高い状態での長期保存や、また、流通や陳列の効率化を考えて、包装素材や方式の研究・包装デザインの改善が日々なされている。見慣れたそのパッケージデザインの陰で、実は限られた配送トラックの積荷スペースや店舗スペースまで計算してあったりする。だからこそ包装機械にも、その技術を活かした真剣な要請がある。生肉類、乾麺類、冷凍食品、菓子類・・・・・・。
スーパーに並ぶほとんどの商品は当社の製造した機械と関係しているけれども、明日への真剣な技術開発には高度な製造技術でなければ、たち打ちできない。